いつからおかずに砂糖をいれるようになった?~イルプルーの料理教室に参加してみて~

年末帰国した際、到着したその夜に友人と参加したのが
おかず講習会。主催者は、代官山にてフランス菓子の教室を開かれている弓田校長と椎名先生。

ごはんとおかずのルネッサンスという独自の日本食レシピを広めておられるお二人のことは
知っていましたが、なかなか参加というところまで行きついていませんでした。

砂糖やバターを使用するフランス菓子の先生が、なぜ、「砂糖やみりんを使用しない日本食」普及に
燃えておられるのか、それは著書を読んで頂くとわかるのですが

この弓田校長のお書きになった失われし食と日本人の尊厳。読んでみるとなるほどなーと、この戦後、なぜ、日本人がおかずに砂糖をいれてしまうようになったのか納得できました。

書かれているすべてのことには、納得とはいえなかったのですが、好みもありますし、
ただ、この本に書かれている日本人が失ってしまったことに関しては、本当に弓田先生がおっしゃる通り。

マクロビの教室とはまたぜんぜん違うのですが
日本人の歴史の中で食べ続けてきた、いりこやゴボウを簡単に仕様する方法や
栄養素を逃がさない料理法、
わたしもそうなのですが、圧力なべを使わない訳、などなど、椎名先生の説明とデモを見ながら
約2時間。出来上がったおかずは、具だくさんのお味噌汁にヒジキご飯、肉じゃが、きんぴらごぼうに、お漬物でした。


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たぶん、昔は、こういったのを食べてたんだって
考える食感でした。

母はいつから、煮ものの砂糖をいれるようになったんだろう・・って
考えました。

ちなみにわたしの母は、戦後の貧しい時に、祖母が畑仕事やいろいろなことで忙しく
日々の料理は子供であった母が担当していたとのこと。

その当時、砂糖をおかずにいれるほど、砂糖を買えたのだろうか、と考えると、
絶対に買えてなかったはず。

卵、砂糖、フルーツ、バナナなどは
高級品の部類だったのですから、あれだけの農作業をして、暮らしを整え、かつ、おかずに
砂糖やみりんが入ってなかったことを考えると

たぶん、砂糖をいれたことが、ある意味「豊かさ」の第一歩であったのかもしれないなあと
思ったのです。


で、弓田先生の著書によると
一般家庭において、おかずに砂糖が入り始めたのは
NHKの今日の料理の番組で有名な先生が、砂糖をどんどん入れ始めたのが原因でないかとの
指摘。

恐ろしやテレビの影響。。。

いまや、「砂糖なし」のおかずをどうやって作るかと、代用品というか、レシピを考えがちなんだけど
そんな難しいことは考えずに
ご先祖様が何をたべていたかを考え、また、戦後の貧しい生活を覚えている人に
砂糖をいつからつかったか、を聞いてみると、いいんだと思います。

昔は使ってなかったんだから

いつでも、わたしたち、砂糖で煮たおかずは、辞めれますよね。
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by tubaki_hana | 2012-01-17 05:20 | 生命力