安いバナナが手にはいる訳。



もと世界銀行勤務、現在は作家でもあり、活動家でもあるラージ・パテルさんのトーク。

この世の中の仕組みを淡々と説明してくれています。

彼の名前、Raj Patelをyoutubeで、検索すると、続々とすばらしい内容のトークがでてきます。
必見です。

別のビデオになりますが、そこでは、「なぜ、安いバナナが手に入るか」を説明されていました。

20世紀における企業犯罪の代表選手は、バナナ栽培で中米の広大な領域支配をしていた
ユナイテット・フルーツ・カンパニー。
かつてグアテマラで民主的に選ばれた大統領が適正市場価値で土地に課税しようとすると

この会社はCIAに頼んで、クーデターを引き起こさせました。

40年間の内戦で20万人が命を失い、そして、私たちは安いバナナを手にいれました。

このユナイテット・フルーツカンパニーは、時の流れの中で、買収、合併などを繰り返し、
現在は、チキータとなっています。
チキータの日本語サイト
わたしたちの日常でよく見かけるラベルですね。パイナップルの缶にも、ゼリーにも記載されています。


コーヒーであれば、ネスレ
紅茶であれば、なんとユニリーバが市場の9割を占めているそうです。


ここまで市場を独占していれば、なんだってできると ラジさんの説明は続きました。

地球上で一番貧しい農民の賃金を下げされること

奴隷をつかうこと

その農産物を、塩や脂肪、糖分たっぷりの食品に加工し、食欲をそそらせる仕組み、消費者はどんどん買って肥満になる、このため、世界の人口60億人のうち、10億人が太り過ぎ。

どこからこの負の連鎖が始まっているのかと探してみると、40年前まで戻ることになります。

Rajさんは、徹底した調査を行い、著書も多く、またインタビューもとても素晴らしく、そして助かることに
日本語の字幕を入れてくださっている方がいます。有難いことです。

彼が、一番、辛かったことといえば、、
インドの自殺した農民の家族から話しを聞くことだったと。

先祖代々受けついた土地を失った時の辛さは死を選ぶほどの屈辱的なこと。

この方の素晴らしいところは沢山あるのだろけど、中でも印象的だったのは、彼は、「組織」を恐れておらず立ち向かっているところだと思います。残念ながら、わたしが学んだIINには、それが感じられなかった、
こういったことは習ったと思うけど、やはり、栄養学もビジネスなんだ、、とRajさんの活動をみて、思わずにいられませんでした。
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by tubaki_hana | 2012-05-24 05:59 | 生命力