人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ロイヤルウエディング

ロイヤルウエディング_d0175589_342459.jpg


新しい未来の王妃。

本日から、キャサリン妃となった、ケイト・ミドルトンさん。

挙式を見ての感想。

ウイリアム王子は本気で、王室の悪縁、悪念を絶とうとしているんだなーってこと。

今回、それは歴史的にほとんどない、平民が将来の王妃となることに

たぶん、様々な思惑はあったと思われます。

キャサリン妃のプロフィールをみても、
ある時からは、名門校にはいっているけれども、その前はというと、普通の小学生だし
紋章もなければ、お金はあっても、成金はイギリスでは成功しづらいという世界、

双方、よく、この結婚に踏み切ったなと正直なところ、思いました。


数年前、私はロンドンで、いわゆる上流階級の子供たちが通う学校へと
通っている子供の子守でした。

そこで見聞きしたものは、

生まれが違うと、見えないバリアで弾かれる、永遠にその輪には入れないということ。

親から子へと、その家での小さいころからの躾、幼児といえども、そこの世界は
小さな社交界、子供同士、親同士でも、あそぶ相手を決めない、決めるのは担任。

会話の中にはいってくる単語も違えば、発音も違う、その中で育っていないと成長過程で
真似をしたところで、身につかないということが

その中を、子守の立場からみて、感じたことです。

今回のロイヤルウエディングをみて、

ある意味、新鮮な空気がはいっていったのではないかな、と思いました。

普通の家から、王室へと嫁いだ女性。王妃となれば、歴史上初めて大卒の王妃となります。

ダイアナ妃の際は、事実上、中卒。
学校をでたら、あとは花嫁修業。貴族の娘は、時期がきたら、身分の高いお相手と
結婚をするのが、当時はまだあったそうです。

キャリアウーマンなんて、当時、なかったのよ、だから自然と花嫁修業してお嫁にいく
のが、流れだったのねー。とお世話になっていた奥さんが説明されていました。

しかし、この上のクラスの皆さま、

たぶん、日本も同じなんでしょうけど

相当の覚悟がなければ、普通の家から王室にお嫁にはいけないほど、その世界は
ドロドロ・・・。


ただ、ひと時でも、ウイリアム王子が、ケイトさんと過ごして、ご自身の両親からは得られなかった
平和を、持てたら、それがきっと一番の幸せなんですよね。

えと、この結婚式の大イベントの前は、なんだったっけ?と話していたら、

あ、ダイアナ妃の葬儀だったよね・・・って話し。


今でも忘れられない、二人の王子がぐっとこらえて、葬儀に参列していた姿、
どんなに苦しい想いを長年、やってきたかと思うと、こうやって、王子が自ら選んだ女性が

実は普通の人だったことに

新しい時代がたぶん、来たんだろうなと思いました。

末永くお幸せに。

by tubaki_hana | 2011-04-30 03:56 | 生命力