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なでしこ世界一!!

最後は、TVのない部屋で、じーっとお祈りしてました。日本対アメリカ、女子サッカー決勝。

まさか延長戦にもつれ込むとは思わなかったのです。たぶん、多くの人が、試合開始の
両チームの体格の差をみて、日本が不利だろう・・と。

最初、米国チームみたときに

身長の差もなんだけど、横幅が・・・。
牛(米)、黒猫(日本)か・・・と思ったほど。

まあ、猫っぽい素早さであれば、牛の、どすどすした走りより有利になる
展開もたぶんあるんだろうねえ。と楽観的だったんですが、

最初の猛攻撃をみていて、もう、駄目だ、見ていると、苦しいし、わたしが見ると負けるので
TVの部屋から退散したんだけど

結果を知って、涙。


あの米国に勝った意味は大きくて。

アメリカの女子サッカーの層はとてもあつく、3人に一人がサッカー経験者。その環境で
米国ナショナルチームのメンバーとは、全米から選び抜かれた11名。
国の大きさも人口も日本とは比べ物になりません。

日本は、3人に一人の女の子がサッカーやっているわけでなく、
マイナーなスポーツ。私の年の離れた従姉妹が、サッカーを小学校の時から大学まで
続け、高校、大学は、サッカーでの推薦入学でしたが、今は普通の勤め人。

その彼女をみて、男子もそうだけど、女子もサッカーで食べていくのは、ほんとうに難しい
サポートがない、その現状を身内でみていました。

いま、世界の頂点に日本女子が立ち、
いろいろと考えさせられること、沢山あります。

いままでサポートが薄かったにもかかわらず、世界の頂点を極めた、その理由や

なんといっても、「小さくても勝てる理由」

柔道のヤワラちゃんも、そうでしたけど

日本って経済でも「小さいから」伸びた部類ってたくさんありましたよね。

精密機械、そして、小さいからこそ開発できた軽自動車の数々。

いま、日本人全体が弱っていて、日本が弱いって思っている方、多いかもしれません。

子供たちも、大人も。

そうじゃない、小さくても、お金がなくても、できる、それを今日、ドイツで、彼女たちが
証明してくれた、すばらしい夜でした。

いまも興奮が冷めません。

あ、ところで

今日は、ドイツのメルケル首相のお誕生日だそうです。

こちらも、重ねてオメデトウございます♪

by tubaki_hana | 2011-07-18 07:08 | 生命力