そのチョコレート大丈夫ですか。

Tony's Chocolonely 奴隷を使わないチョコレート。


チョコレートの主原料であるカカオがどこからくるかご存じですか。
ガーナチョコレートと名前があるくらいですから、アフリカ諸国が有名です。

でも、だれがそのカカオを収穫しているのでしょうか。


数年前、オランダのジャーナリストが、カカオ収穫に子供の奴隷を使われている現実を知り
ショックを受けます。独自調査をし、弁護士を伴い、児童の労働によるカカオ栽培の現実を
世の中に伝えました。彼の名前はTONY,一人のジャーナリストの活動が、ついには、Tony Chocolonelyというブランドの名で、世界初、奴隷を使わないチョコレートを製造、販売を始めました。

彼の活躍は映画化されたそうです。




この映画の予告で、実際に労働にかりだされていた子供たちが登場します。フランス語で話して
いるようですが、字幕をみると「お金はもらえなかった」「殴られた」という言葉が流れてきます。

遠い国のお話のようですが、実はわたしたちの身近な生活の中にこういった「児童労働」によって
作られた食品があるかもしれないことはご存じでしょうか。

有名どころで、ネスレ。
ネスレといえば、コーヒー、チョコレート、いろいろな食品がありますが
この会社にも大きな「児童労働」疑惑がついています。フェアトレードの真逆です。

ネスレでこれですから、日本の大手お菓子メーカーも、
どういった経緯でカカオを仕入れているのか謎です。


チョコレートはとても魅惑的な食べ物、甘さにつられて中毒化して、辞めきれない人がいる
別の場所では、賃金も与えられず、殴られ、学校にいくこともなく、カカオ栽培に従事させられている
子供たちがいるのです。

このバランスの悪さを、この世のどのくらいの人がご存じでしょうか。


まもなくバレンタインデー、チョコレートが一番売れる時期となります。

その、あなたが手にするチョコレートがどこからきてるか、食べて、気持が幸せになるか
考えてみるいい機会になればと思います。

トニーの活動は、最初は小さいものでした。米国の有名トーク番組に手紙をおくったり、独自の
チョコレート工場をつくったり、フェアトレードショップでは当たり前のようにして販売されていますが
いまや、普通のスーパーマーケットでも他社のチョコレートに交じって売られています。

その活動を支える人たちの想いは派手ではありませんが、自分が食べるもの、着るものが
どこからきているのか、考えることは、人生において、とても大切なことです。

どうぞ、皆さま、心から幸せになれるチョコレートを見つけてください。
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by tubaki_hana | 2012-01-26 06:48 | 生命力