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にっぽんのパンと畑のスープから

ただいま、オランダも連休中。

外は雨で、こんな日は、パンを焼こう!

本日は、白崎裕子さん著書、「にっぽんのパンと畑のスープ」から。


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以前、白崎さんのレシピが載った雑誌からパンをつくったことがあるんですが、やはり
日本の粉とここのは質が違って、失敗。最近、風車の粉ひきで、いわゆる「うどん粉」に感じが
似た粉を手にいれることができて、一気にパン焼き熱燃え上がりました。

さあ、有機天然酵母のブールからいってみよう!ということで、くるくると粉をかき混ぜる夜中。

実に材料もシンプルだけど、手順が簡単で、助かる。

タイミングといい、料理はカガクでもあり芸術でもあり、奥が深くて、かつ材料が良いと
シンプルだ、と思っちゃう行程。

で、あまりにも簡単なので、続けて、ベーグルも焼いちゃいました。

気が付いたら、大量にいちご買って、ジャムも煮込んで、手作りパンに手作りジャムの
朝ごはん。夢の一瞬。そもそも、私の夢って子供のころから、「焼き立てのパンにいちごジャム」
とか、できれば、そのパンくずを鳥さんに投げてあげたいとか、そういった、願望が強くて
なかなか職業に結びつかなかったなと、苦笑しながら、こねこねタイム♪

パンの発酵時間って、人生ににてる、じっくり低温で発酵させる方法は、ビニール袋をぎゅっとしばって、内側からの抵抗がうまく働いて、発酵が順調に進む、時にこういった抵抗も必要なんだよね。人間も。

思えば、抵抗だらけの人生だった、決められたレールにのせられるのがいやで、そして「あなたは
こういう人よね!」と決めつけられて、馬鹿にされたこともあった、それが、すべて抵抗につながって今の自分がある、むむ、パンの低温発酵となんとなく似てるなあ、と、別にパン生地は決めつけられることに抵抗しているんじゃないだろうけど、そのパンパンに膨らんだ袋を朝からみると、そう思わずにはいられない(笑)

このじっくり発酵の間にやることもあるし、
急いでレンジにかけて、発酵させなくても、この自然な力の法則が、パンを翌日になってもかたくしないし、「じっくり」そして「手早く」というのは、料理も生き方も同じだな。


ということで、今夜もこれから生地仕込みます。

by tubaki_hana | 2012-04-30 05:44 | 生命力