音がここまで私を連れてきた、憧れ。




急になつかしくなって、10代聴いていたラジオ、JALジェットストリームをYoutubeで聴いてみました。

外国にいったことがなくて、いつか、海外にでてみたいと思っていたころ

毎晩、お布団に入った深夜0時ごろ、ラジオをつけて、電気を消して、ジェット機の音、素敵な音楽に
ナレーションは遠い外国へと私を連れていってくれました。

国際線の夜間飛行、点滅するランプ、飛び上がっていく飛行機の感覚は、その実際乗ったときよりも
九州の田舎の自分の部屋できいて憧れていたころのほうが、体感できたような気がします。

わたしの時代、子供時代に海外旅行にいくとか、
英会話教室に通える環境にありませんでした。
このラジオの音だけが、わたしと外国への接点。目をとじると、様々な風景が現れてきました。
現実と夢の大きな差に傷つくことはありましたが、不思議とそれを自分の環境のせいにしなかった
ことが、今、ここにいれる最大の理由であったと言えます。



環境というのは、田舎すぎて、外国に住む準備をする、そんな選択権がなかったということです。

ちなみに東京ディズニーランドが出来た時は、一か月以上たって、「そんな夢の城ができたらしい」と
きいて、東京っていうところも、子供のころ、1度いったきり、よくわからぬテレビの世界と自分の目の前の
現実が違いすぎて、田舎って知らないことが多いんだろうなあ。。と子供心に思ったものです。


早くからヨーロッパの暮らしにあこがれていました。
しかし、高校から留学するなど、そんな手段も私立中学や高校に通えることもなく、
田舎で学業を終えましたが、今現在は、その願望通りに欧州に住めています。

遠い国から日本をみていて、危惧してしまうのが、子供の教育現場での過剰な英語教育への期待です。

正直、たしかに話せたほうが便利ではあるか、と思いますが

現状、英語や別の言葉と日本語をつかって仕事をしてみると、周りの人で、帰国子女のほうが少ない
たたきあげられた根性の人間だからこそ、必要に応じて、ある時から必死で勉強して、現在の地位に
いる方が多いように思えます。

母国を知ること
母国語の美しさを知ること
キチンと自分の意見を述べることができること、

これが、海外で生きて行く大切なことだと思います。

そして、早くから、自分が何をやりたいのか、大人が子供の夢をきちんと理解して
個々に応じて、将来に向けて学ばせる環境が必要なのではないでしょうか、英語ばかりに
焦点を置くのではなく。

日本語はとても美しい言葉です。季節を感じさせる言葉の数々に胸打たれるし、
それを知らずに育っていくことは、不幸なことだと思います。

ラジオは、たくさんの夢をわたしに運んできてくれました。
わくわくする気持ち、憧れる心、

引き寄せるとよくいいますが、

わたしの夢は、この音によって引き寄せられて、実現しているような気がします。

まず夢みること。

とても素敵で大切なことです。
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by tubaki_hana | 2013-05-27 09:00 | 生命力