土曜日の朝、
カフェで朝食を取っていると、ふと隣の席に新聞があることに気がつき、遠目にも、
スキャンダラスなことが書いてあることがわかるほどの見出しで、新聞に手をかけてぎょっとしました。

英国キャサリン妃、第一子妊娠報道の後、オーストラリアのラジオ局から病院へといたずら電話がかかり
チャールズ皇太子と信じたナースが、電話を取り次いでしまい、発覚。
ナースは数日後、遺体で見つかったということでした。
その見出しをみて、すぐに、思いだしたのが、やはり、ダイアナ妃の事故の日のこと。
来年に生まれるロイヤルベビーのことで、多くの人が喜んでいる中、普通の人が、命を絶ってしまったことに
むなしさというか、この度を超えたくだらないいたずらのせいで、死を選ぶほど、追い詰められたのかと思うと、気の毒です。
知人が
「いくらなんでも、電話は取りつがないだろう」といってましたけど
実際、皇太子を名乗られ、直々にお電話かと信じてしまうことだって、あります。
職責の重さを重々認識されての、最終的な結論であったような、気がします。
これ以上、くだらないことで、最悪の事態を招くことは二度とやらないでほしいです。
普通の生活を守る、それは、一般人も王室も変わりません。
一度、オランダで、雅子さまが療養されているとき、実は、見かけた方がいたそうです。それでも
「その日」のことは、日本のマスコミにはあがってきませんでした。
まわりの一般人も王室のプライバシーを守ったということです。
この線引きが今はまったくできてない、昔は、皇族や王族に対し
このように無礼なことは許されませんでした。
距離がありすぎるのもさびしいものですが、入ってはいけない境界線を越えた時、
取りかえしがつかないことがおきた、少なくとも、ダイアナ妃の事故死に続き、今回のナースの
死、
オーストラリアだけでなく、世界全体で考える問題だと思います。
ナースのご冥福をお祈りします。
▲ by tubaki_hana | 2012-12-11 06:28 | 言葉